藤安瓦と施主様の物語
藤安瓦と施主様の物語
今回の施主様のお悩みは雨漏りでした。T様は私がお邪魔していた後輩の会社の方で、「一度ウチの屋根を見てほしい」とお声をかけていただいたので、屋根の調査に伺いました。
「ここなんだけど」と言われて屋根を見てみると、施主様の悩みが一目で分かりました。
三豊市詫間町T様
期間 2012年2月24日から2月28日まで
雨漏りがひどいことから、施主様ご自身が瓦の上にトタンを貼付けて、その上からペンキを塗っていました。一時的には雨漏りが止まったものの、見た目も悪く、これからの雨漏りも防ぐ為に葺き替えとなりました。
屋根はぐり開始です!
かなりの塗料が塗られていて、一枚一枚がよくくっついていたので屋根はぐりにかなり手間がかかってしましました。剥ぐり終えたあとに野地板の状態をチェック。野地板はほとんど痛みもなく良好な状態だったのですぐに屋根下地材を張りました。必要がないと判断した時はむやみに施工しません。そうすることで施主様の経済的負担を軽く出来ると考えています。
野地板張りの後、屋根下地材を張って、瓦を引っ掛ける桟木(さんぎ)を打ちます。これで瓦を上げる前の段階は終了です。そして玄関部分には谷がありましたので、板金屋さんに仕事をお願いしました。いつも丁寧かつスピーディーにしてくれて助かります。ありがとうございます。(^^)
施主様の要望は、棟や鬼瓦はスッキリさせたいということでした。細かいところは任せていただけるということになったので少しデザインを加えた棟積みにしました。棟で使った瓦は“透かしのし”です。これは普通に葺くだけで棟に陰影を出すことが出来る新しい瓦です。おそらく四国では初登場だったのでは?ないでしょうか。
しっかり片付けした後・・・
アンケートにご協力いただきました。
施主様、お世話になりました。本当にありがとうございました。
つながる笑顔を創ります。
桟打ち・谷板金施工です!
棟積みはシンプルに!
完成です!
完成しました!これで施主様の悩みは解決されました。もう雨漏りすることはありません。さらにいぶし日本瓦に葺き替えたので、これからは一切塗装の必要がありません。メンテナンス費用が0円ということですね!これからは屋根の心配をすることもなく、快適かつ経済的な暮らしが待っています(^^)v