藤安瓦と施主様の物語

 
屋根の葺き替えをすることにより、これから先は安心し、快適な生活をしていただく…、そして私たちに頼んでよかったと思われるように誠意を持った対応をする。
そうすることで私たちは“つながる笑顔”が創れると考えています。
過去から未来へつながっていく笑顔

そして現在の横につながっていく笑顔。

これらを創ることが私たちの経営理念です。

今回の施主様のお悩みは瓦が凍って割れたことでした。屋根に上がって見てみると、それは本当にひどくなっていました。

 

かなりの数の瓦が凍っていました。その数は100枚を超えていました。中には完全に割れていた瓦も・・・。施主様と相談の結果、葺き替えとなりました。ちなみに瓦が“凍る”とは瓦自体が水分を含んだ状態で凍ってしまった時に、表面から剥がれ落ちていく現象のことです。実はこの現象は30年から40年前に使われていた、特定の窯で出来た瓦に多く見られます。それ以前の瓦でこの現象が起きていることはそんなにありません。もちろん、香川県において、今の瓦が“凍る”ことはありません。

屋根はぐり開始です!

屋根はぐりは2日かかりました。日本瓦葺きの屋根はぐりはだいたい2〜4日くらいかかります。養生→瓦撤去→土撤去→片付けという流れになります。左の写真はレッカーさん(^^)よくお世話になっている三豊市三野町の藤田重機さんです。右の写真は大まかな撤去が終わって、屋根裏の掃除をする前の段階です。今回は野地板は上張りでしたので、一部分だけ一度撤去し、屋根裏の掃除をしました。

野地板張りの後、屋根下地材を張って、瓦を引っ掛ける桟木(さんぎ)を打ちます。これで瓦を上げる前の段階は終了です。この段階でしっかりとした墨付け(瓦の大きさに合わせて印をつけること)をしておかないと、絶対にきれいな屋根を葺くことが出来ません。

屋根の葺き替えは新築と違って、寸法の打ち合わせをすることが出来ません。そんな時は瓦を削ったりしながら、その家の屋根に合った形を整えていきます。

チェック!

そして棟積みをしていきます。今回は鬼瓦は十分に使えるものだったので、再利用しました。施主様の意見や鬼瓦の状況を判断しながらの施工です。

そして完成です!!!

今までの屋根

かわら美人な屋根!

二つの写真の違い、一目瞭然ですね!これでもう瓦が凍って割れることもなく、施主様の悩みも解消されました。そしてキレイになった屋根。施主様も本当に喜んで下さいました。

 このお宅の施工をさせていただいている時には天候には結構参りました。というは雪!まさかの香川の大雪で、家から出れなかった日や、雨などで当初の予定よりも時間がかかってしまいました。ご迷惑をおかけしてすいませんでした。自然には勝てなかったです・・・。

まさかの大雪!!!

 
 ①お客様が悩んでいたことはなんですか?
  
      瓦が凍って割れたこと
 
 ②私たち藤安瓦をどこで知りましたか?

      小野板金さんの紹介

 ③我が社を選ばれた理由はなんですか?

   今までの実績と信頼性を感じました。

 ④私たちの仕事ぶりはどうでしたか?

   安心してまかせられると確信しました。

 ⑤完成後、自分の家をみてどうですか?
   
  見違える程の立派さに驚いています。

アンケートにご協力いただきました。

施主様、お世話になりました。本当にありがとうございました。

つながる笑顔を創ります。